FAIRY TALE

ハンドルネームは八尾の猫です。耽美と翻訳ミステリが大好きです。旧ブログはhttp://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/、メールアドレスはaae22500@pop21.odn.ne.jpです。

パラノーマル・アクティビティ3/ジュスト監督、シュルマン監督

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 監督の名前が入りきらなかったが、ヘンリー・ジュスト監督、アリエル・シュルマン監督である。
 シリーズ第三作だが、これで終わりではなく、まだ続編があるらしい。一作目から、段々質が落ちていく観があるので心配だ。
 正直に言って、惰性で見たのだが、惰性で見るのにちょうどいい映画だった。前半がとにかくかったるく、クライマックスまで時間がかかりすぎる。ちょっといいな、と思ったのは、「シーツのお化け」のシーンぐらいか。
 時間は前二作より遡り、クリスティとケイティ姉妹の幼い頃へと舞台は移る。ビデオテープには、幼い姉妹と、その母親ジュリーと、そしてその恋人デニスというカメラマンの生活が録画されている。そして、誰かの手によってそれが再生される。
 ジュリーとデニス、そしてジュニーの娘であるクリスティ、ケイティはともに暮らし始めた。クリスティは、「トビー」という目には見えないものと話すようになった。どこか、その「トビー」を恐れているように見える。やがて、一家の新居で様々な怪異が起き、ベビーシッターや一家の友人が巻き込まれていく。
 思いあまった彼らは、姉妹の祖母の家へと逃げ込む。だが、家から離れたところで、彼ら一家は怪異から逃げられたわけではなかった。
 黒幕らしき人物とその目的は分かったので、次はこの人達が中心に展開するのだろうか。


 前二作の感想はこちら。

 オーレン・ペリ監督『パラノーマル・アクティビティ』(http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20100616
 トッド・ウィリアムズ監督『パラノーマル・アクティビティ2』(http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20110730

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