FAIRY TALE

ハンドルネームは八尾の猫です。耽美と翻訳ミステリが大好きです。旧ブログはhttp://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/、メールアドレスはaae22500@pop21.odn.ne.jpです。

今日のお買い物

アン・クリーヴス『空の幻像』を購入。アン・クリーヴスは息が長く邦訳が出版されているので幸せ。

今日のお買い物

ヘレン・マクロイ『牧神の影』、購入。

今日のお買い物

大窪 晶与『ヴラド・ドラクラ』1巻を購入。『皆川博子の辺境薔薇館』によると、実の娘さんが皆川博子に進めた漫画とのこと。楽しみ。

偽りの銃弾/ハーラン・コーベン

これは面白かった。力強くぐいぐい読ませ、しかも読むものを驚かせる罠がいくつも待ち構えている。 元陸軍大尉のヒロインの懸命の調査と彼女の熱い魂のたどる道程と結末、そして魅惑的な謎とその解決など盛り沢山の楽しみがある。 元陸軍大尉、戦闘ヘリのパ…

今日の到着

『皆川博子の辺境薔薇館』、到着。

今日のお買い物

ハーラン・コーベン『偽りの銃弾』、ようやくkindleで読めるようになった。 レイラ・スリマニ 『ヌヌ 完璧なベビーシッター』、こちらは紙の書籍で購入。

名古屋創元推理倶楽部の例会

本日は名古屋創元推理倶楽部の例会でした。課題本は千街晶之『21世紀本格ミステリ映像大全』。私はこの本を手引きとして『氷菓』や『ハルチカ』といったミステリアニメを見るようになりました。

スタフ王の野蛮な狩り/ワレーリー・ルビンチク監督

かつてミステリ、ホラーに分類されるものの中で見てみたい映画が三作品あった。ジョン・ハンコック監督『呪われたジェシカ』、ワレーリー・ルビンチク監督『スタフ王の野蛮な狩り』、ジョセフ・ステファノ監督『シェラ・デ・コブレの幽霊』。 このうち『呪わ…

今日のお買い物

twitterで見かけ、気になったので木犀あこ『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』を購入。

小旅行とお花見

数日前奈良に小旅行し、満開の桜と寺と仏像と鹿とせんと君をたくさん見ました。食事をしただけですが、奈良ホテルの踊り場や窓の美しさは目に染みいりました。古い建築が好きな身としてはまことに眼福。

そしてミランダを殺す/ピーター・スワンソン

『時計仕掛けの恋人』があまり琴線に触れなかったので、期待していなかったのだが、とても良かった。まだ三月だが、間違いなく2018年度ベストミステリの一冊である。三部構成の犯罪小説で、各所で読者を驚かせる爆弾が仕掛けられており、球技のボールにされ…

魔邸/三津田信三

『禍家』、『凶宅』に続く<家三部作>の掉尾。幼い少年が新たな環境、新たな家に足を踏み入れ、怪異と遭遇する(ミステリ要素もあり)という基本的な骨格は同じながら、先二作はやや毛色の違う印象を受け、「真に恐ろしいのは・・・・・・」と言いたくなるところが…

今日のお買い物

千街晶之編著『21世紀本格ミステリ映像大全』をネット書店で購入。映画をはじめとした、新しい映像作品との出会いがありますように。

今日のお買い物

ネット書店で、「蕃東国年代記」を購入。

偽りのレベッカ/アンナ・スヌクストラ

いつも体調の悪い二月だが、ドット・ハチソン『蝶のいた庭』、そしてアンナ・スヌクストラ『偽りのレベッカ』、立て続けに傑作ミステリを読むことが出来て嬉しい。味わいはずいぶんと違う。 去年読んだジェイン・ハーパー『渇きと偽り』も秀逸なオーストラリ…

雪と毒杯/エリス・ピーターズ

「修道士カドフェル」シリーズの作者による本格ミステリ。修道士カドフェル」シリーズは物語としては面白いけれど、ミステリ部分が弱いのが不満だった。しかしノンシリーズであるこの作品は謎解きの醍醐味を読者に与えてくれる。 オペラ界の伝説的な歌姫が死…

創元推理倶楽部例会

本日は名古屋創元推理倶楽部の例会です。幹事は私。課題本はエリス・ピーターズ『雪と毒杯』。先ほど読了したのですが、我ながら良いミステリを選びました(自画自賛)。

本日のお買い物

田村由美『ミステリと言う勿れ』購入。舞台劇めいたミステリだと知り、咄嗟に買っていた。これは期待。

篠原健太『彼方のアストラ』

twitterで見かけたので、なんとなく手にとったSFミステリ漫画、篠原健太『彼方のアストラ』がとてもいい。最初はただの少年少女宇宙漂流記だと思っていたのだが、随所に伏線が仕込まれており、要所要所で人をはっとさせるものがある。そもそもなぜ彼らが宇宙…

本日の買い物

原作るーすぼーい、作画古屋庵『無能なナナ 3巻』購入。相変わらず抜群に面白い。来月になったら、河本ほむら原作の『賭ケグルイ』の各新刊も購入する予定。

きみはぼくの母が好きになるだろう/ネイオミ・A・ヒンツェ

奇妙な世界さん kimyo.blog50.fc2.com がtwitterで紹介をしていらしたゴシックサスペンス。ハヤカワ・ノヴェルズから1971年に出版された作品。青木久恵が翻訳しており、訳者あとがきによってアメリカにおけるゴシックロマンの人気に触れている。この分野の特…

お嬢さん/パク・チャヌク監督(ネタバレあり)

パク・チャヌク監督『お嬢さん』のネタバレがあります。まだ見ていない方はご注意ください。 リンゴ・シエ監督『屍憶 −SHIOKU−』を見たとき、東洋である台湾を舞台にしたゴシックホラーも「いいな」と思った。パク・チャヌク監督『お嬢さん』を見たと…

本日のお買い物

本日の買い物はシャノン・カーク『メソッド15/33』、そして中野京子『名画で読み解く イギリス王家12の物語』。

何度目かのブーム

人生で何度目かの皆川博子ブームが来て、日下三蔵が編集した出版芸術社『皆川博子コレクション』ばっかり読んでる。刊行された順番ではなく、『皆川博子コレクション10 みだれ絵双紙 金瓶梅』から読み始め、次は『皆川博子コレクション1 ライダーは闇に消え…

創元推理倶楽部二月例会

創元推理倶楽部二月例会の幹事は私、八尾の猫。課題本はケイト・ミルフォード 『雪の夜は小さなホテルで謎解きを』とどちらにしようか迷ったけれど、エリス・ピーターズ『雪と毒杯』にする。これから読むぞ。

みだれ絵双紙 金瓶梅/皆川博子

出版芸術社から出版された、日下三蔵編『皆川博子コレクション10 みだれ絵双紙 金瓶梅』に収録されているものを読んだ。生まれて初めて読んだ皆川博子の『金瓶梅』で、とても良かった。彼女の作品としては珍しく、肉の快楽の描写が多く、黒い艶笑譚の色合い…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 一年を振り返ってみると、昨年は国内ミステリでは今村昌弘『屍人荘の殺人』、ミステリ映画ではオリオル・パウロ監督『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』、ホラー映画ではアンドレ・ウーヴレ…

琥珀の中の蜘蛛/丸地深雪

今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 自分で書いた小説をkindleで本にしました。丸地深雪という名義で『琥珀の中の蜘蛛』、上下巻で、上下巻ともに99円となります。大きな館を主な舞台としたゴシックサスペンス。よろしければAm…

ジェーン・ドウの解剖/アンドレ・ウーヴレダル監督

これは嬉しい大傑作。2016年度の年末には ブラッド・アンダーソン監督『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』や、(http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20161127) デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督『イット・フォローズ』や、(http://d.hatena.…

名古屋創元推理倶楽部の忘年会

本日は名古屋創元推理倶楽部の忘年会。課題本はミシェル・ビュッシ『黒い睡蓮』。