昨日のお買い物

暗闇へのワルツ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ア 3-2)

遠い砂 (ハヤカワ・ミステリ文庫 64-2)

　昨日は久しぶりに寄った古本屋で、古めのミステリの文庫本を見つけたから、四冊ほど買う。

　ウィリアム・アィリッシュ『暗闇へのワルツ』
　アンドリュウ・ガーヴ『遠い砂』
　アンドリュウ・ガーヴ『カックー線事件』
　エラリイ・クイーン『大富豪殺人事件』

　すべて読んだことはあるはずだが、情けないことに内容の大きな、あるいは細かな部分を忘れている作品ばかりだ。
　アンドリュウ・ガーヴ『遠い砂』は、『渚の女』というタイトルでテレビドラマになったらしく、手元の文庫本の表紙には、若かりし頃の浅丘ルリ子と古谷一行が並んだ写真が採用されている。ウィリアム・アィリッシュ『暗闇へのワルツ』の文庫本は、このミステリをマイケル・クリストファー監督が『ポワゾン』というタイトルで映画化したときに出版されたものらしく、表紙でアントニオ・バンデラスとアンジェリーナ・ジョリーが妖しく視線を絡ませ合っている。
　正直に言えば、『遠い砂』も『暗闇へのワルツ』も、昔の表紙の方が良かったのだが、そちらが採用されている文庫本は見当たらなかった。残念。

カックー線事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 3-3)

大富豪殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-25)