相変わらずはまっている
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/02/09
- メディア: DVD
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相変わらず『相棒』にはまっている。このシリーズ、基本的には個性的な刑事ドラマなのだが、たまに本格ミステリとして楽しめる回もあって嬉しい。
「Season2」の第三話「殺人晩餐会」。これはなんと「嵐の館」ものだった。
一夜に二組までしか客を招待しないという山奥の高級レストラン。ここに足を踏み入れた杉下右京と亀山薫、宮部たまきと奥寺美和子。食事を楽しむ彼らだったが、もう一組の客、男女四人組はどう見ても楽しげではない。どうやら全国的に名を知られた生け花の流派の家元を、三人の中から決めるための話し合うために、この場をもうけたらしい。
やがて家元候補の三人の中の一人が殺される。嵐で道路は封鎖されており、レストランに侵入できるものはおらず、よって容疑者は現在レストランの中にいるもものだけに限定されている。しかも凶器はなかなか特定できないのだ。
小粋で楽しい本格ミステリだった。
彼ら以外の警察関係者が出てこないので、淋しくもあり、新鮮でもある。