皆さま、よいお年を

インセプション Blu-ray & DVDセット （初回限定生産）

4匹の蝿 [DVD]

エスター [DVD]

母なる証明 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

ノロイ プレミアム・エディション [DVD]

殺人犯 [DVD]

　今年一年、FAIRY TALE を見てくださってありがとうございます。
　十二月の後半、体調がぼろぼろでつらかったですが、数日前には北欧に出張していらっしゃる名古屋創元推理倶楽部のメンバー、Ｋさんの一時帰国歓迎会に参加できて嬉しかったです。
　今年一年を振り返り、ＤＶＤで見たものを含め、インパクトに残った映画はなんといってもクリストファー・ノーラン監督『インセプション』、それからダリオ・アルジェント監督『4匹の蠅』(これは見られたから嬉しいという面も多々ある)、ハウメ・コジェ＝セラ監督 『エスター』、ポン・ジュノ監督『母なる証明』、白石晃士監督 『ノロイ』あたりでしょうか。
　ワーストはロイ・チョウ監督『殺人犯』です。しかしこれはある意味、今の時期に出たことが不幸な作品ではありました。
　読書ではなんといってもサラ・ウォーターズ『エアーズ家の没落』……こんな典雅なゴシックロマンがもっと書かれますように……それからジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、サンティアーゴ・パハーレス『螺旋』、ウェイン・バーカム 『殺す女』、ルース・フランシスコ『暁に消えた微笑み』あたりでしょうか。
　今年も終わり近くになってからジェーン・オースティン『高慢と偏見』、シャーロット・アームストロング『魔女の館』、深水黎一郎ジ『ークフリートの剣』といった傑作や佳作を読めたことが良かったです。
　読書のワーストは、多分タイトルすら忘れている平凡なロマンス小説の中の一冊でしょうか。
　来年もこのサイトと八尾の猫をよろしくお願いします。

エアーズ家の没落上 (創元推理文庫)

エアーズ家の没落下 (創元推理文庫)

ラスト・チャイルド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1836)

螺旋

殺す女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 26-1)

暁に消えた微笑み (ヴィレッジブックス)

高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)

高慢と偏見 下 (ちくま文庫 お 42-2)

魔女の館 (創元推理文庫)

ジークフリートの剣