中原淳一展

『少女の友』創刊100周年記念号 明治・大正・昭和ベストセレクション

先週の週末、ＪＲ名古屋高島屋で行われていた「中原淳一展」に足を運んだ。

　http://www.jr-takashimaya.co.jp/event/d-1269.html#1269

　中原淳一本人の人気と、開催場所が百貨店の展示場ということもあり、結構な盛況ぶりだった。展示物は雑誌の表紙や挿絵が多かったが、人形もそこそこあった。
　人形に限って言えば、彼は女よりも男の方がうまい。ファッションデザイナーの側面があるだけあり、驚くほど服装が洗練されている。数十年も前に作成されたにも関わらず、彼の作る青年人形が身にまとう衣服は、現在においても立派に通用するほど洒落たものである。

　中原淳一のWikipediaはこちら。

　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%8E%9F%E6%B7%B3%E4%B8%80

　彼の配偶者は、宝塚の戦前の大スターとのこと。青年人形の放つ魅惑の一端だろうか。
　例によって例のごとく絵葉書を買う。
　デパート内で、財布を新調する。この日はよく歩いた。

中原淳一の人形―人形への熱き想いと作り方のすべて (別冊太陽)