イム・デウン監督『師の恩』
韓国のドラマには関心がないが、韓国の映画、それもミステリ映画やホラー映画にはまりつつある。2003年に公開されたキム・ジウン監督『箪笥』や、その一年前に公開されたアン・ビョンギ監督『ボイス』のことを考えれば、斯界は短期間のうちに恐ろしい勢いで洗練され、しかも迫力を増している。
実際に2011年に公開された、こちらはミステリ映画……しかしバイオレンス耐性がないときつい……のキム・ジウン監督『悪魔を見た』もド迫力の一作だった。
まだ見ていない、面白い韓国のホラー映画はないかと思い、調べたところ、イム・デウン監督『師の恩』という作品が面白そうだが、現在ではなかなか見られないようだ。どこかの会社が日本語訳のDVDを出してくれないものだろうか。言うまでもないが、このタイトルは皮肉の意味で使われている。
↑韓国ホラーの傑作群