FAIRY TALE

ハンドルネームは八尾の猫です。耽美と翻訳ミステリが大好きです。旧ブログはhttp://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/、メールアドレスはaae22500@pop21.odn.ne.jpです。

引っ越します。

これまで当ブログを呼んでくださった皆様、ありがとうございます。
http://hachibinoneko.hatenablog.com/
に引っ越しをいたします。これからもよろしくお願いいたします。

凍った夏/ジム・ケリー

 2017度のベストミステリが2つまで決まった。ジェイン・ハーパー『渇きと偽り』、そしてこのジム・ケリー『凍った夏』である。奇しくも「フーダニット」がぞんぶんに堪能できる、どちらも優れた海外の本格ミステリである(あと一冊ぐらい、優れたサスペンスが来ないだろうか)
 『凍った夏』は『水時計』、『火焔の鎖』、『逆さの骨』に続く<フィリップ・ドライデン>シリーズの4作目。
 極寒に襲われた沼沢地の都市イーリー。寂れた公営アパートで暮らす男性の凍死は当初平凡な事件のように思われた。しかしドライデンが調査を重ねるほど事件は複雑さを増していき、殺人事件は一件では終わらず、やがてドライデン本人の過去ともつながりがあることが分かってくる。
 最初はありふれた事件を扱ったありふれたミステリのように感じられるが、ドライデンの調査が進み、物語の真実に近付き、ページが終わりに近づくほど面白さが増していく。幾層もの事実を積み上げ、なぜ被害者たちが殺されたのかを知ったときには、愕然とした感情とともに怒りが湧いてくる。ドライデンとこれまで痛ましさを感じることが多かった愛妻ローラとの関係もまた別の面を見せる。
 ひどい寒さに覆われた沼沢地の描写もいい。傑作。

↑これも面白いミステリ!

本日のお買い物

ネットで購入。丸尾末広少女椿』と鳩山郁子『カストラチュラ』。

本日のお買い物

湿度と暑さでダウン。本日のお買い物はジム・ケリー『凍った夏』。

今夏のハッピー

 すでにご存じの方には今をなにさらの話題だろうが、今年の夏に『闇芝居』の新シリーズ
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yamishibai/

 が放映される。去年の夏にはまった身としては嬉しい限り。
 http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20160802
 http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20160809
 http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20160814

 もちろん『地獄少女 宵伽』も楽しみ。

 http://www.jigokushoujo.com/

 ホラーアニメ、もっと放映してくれ。

↑3期でちょっと質が落ちた。また質が上がってくれることを願う。

本日のお買い物

ルース・ウェア『暗い暗い森の中で』を購入。今月はこれとジム・ケリー『凍った夏』も購入する予定。

本日のお買い物

似鳥鶏『彼女の色に届くまで』。来月の名古屋創元推理倶楽部例会の課題本。
作者の名前は知っていたけれど、実際に著作を読むのは多分これが初めて。