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靄の旋律―国家刑事警察 特別捜査班 (集英社文庫)

　　内田けんじ監督『鍵泥棒のメソッド』は期待以上に面白かった。同じ監督の『アフタースクール』ほどのミステリ性は高くないが、それでこシチュエーション・コメディの傑作として、予測不可能のサスペンスとして十分に楽しめた。数年に一度の傑作。
　　映画を見た帰りに、新刊書店でスウェーデンの警察小説、アルネ・ダール『靄の戦慄』を購入。