FAIRY TALE

ハンドルネームは八尾の猫です。耽美と翻訳ミステリが大好きです。旧ブログはhttp://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/、メールアドレスはaae22500@pop21.odn.ne.jpです。

名古屋市博物館特別展「幽霊・妖怪画大全集」

 先週、名古屋市博物館の特別展「幽霊・妖怪画大全集」に行ってきました。(http://yurei-yokai-nagoya.com/)。実はさしたる予備知識もなく、足を運んだのですが、とにかく混んでおり、駐車場を確保するのも大変で、正直に言って「なんでこんなに混んでいるんだ?」と不思議でした。
 しかし、中に入ってみて納得。
 円山応挙から伊藤若沖、渓斎英泉、月岡芳年、そして歌川国芳、歌川芳艶など歌川派の浮世絵がたっぷり。まさかこれほど大物の作品がたくさん見られるとは思わず、二度びっくりしました。
 幕末から明治時代にかけての浮世絵、とりわけ月岡芳年の作品数が多く、ファンはチェックです。
 様々なタイプの幽霊画、妖怪画があったのですが、特に良かったのか耽美的な小林清親『四季幽霊図』と、どこかだまし絵めいた歌川広重平清盛怪異を見る図』。
 名古屋市博物館での展示は、七月十三日(日)までです。
 人込みと温度にある程度の対策をしていって、ぜひ。

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